【プロキオンS】ヤマニンウルス直前軽めでも順調
公開日:2024年7月3日 14:00 更新日:2024年7月3日 14:00
デビューから4連勝中のヤマニンウルスは坂路4F57秒4、ラスト2F26秒1―12秒2。馬なり調整だけに全体時計は目立たないが、軽快さがあったし、先週までの乗り込み量は文句なし。600キロ近い大型馬でも太くは見せずにバランスは良く、毛ヅヤも良好だ。斉藤崇師は「全体時計は遅くなりましたが、我慢ができ、やる気もあった。問題ないですね。平安Sの予定を裂蹄などもあって、ここに切り替えましたが、問題なくこれて順調。もっと先を考えている馬なので通過点として羽ばたいてほしい」と。
デシエルトは坂路4F55秒5、ラスト2F26秒9―13秒8。ゆったりと走らせた分、時計は目立たないが、ストライドの大きい走りは目立った。この馬なりに順調だ。
ヴァンヤールは9カ月ぶり。それを埋めるように今週も手抜きなしにいっぱいに追われて坂路4F51秒5。まっすぐに駆け上がってきた走り自体も◎で、ほぼ仕上がったのではないか。
3歳馬ブルーサンは坂路4F55秒0。ラストで仕掛けた程度で、時計は平凡も、走りに軽さはあった。大きな上積みはどうかも順調といえる。
グロリアムンディは坂路4F52秒6。併走相手とは併入も最後は無理をしなかったから。追えばG前12秒4の時計もさらに詰まっていた余韻が十分だった。
レガーメペスカは坂路4F55秒9、ラスト2F25秒9―12秒9。終始、楽な手応えで力強いフットワークはこの馬本来のもの。前回の三宮Sは3番人気で⑩着もデキは落ちていない。