【北九州記念】サマースプリントシリーズ第2戦は波乱のハンデ重賞

公開日:2024年6月24日 14:00 更新日:2024年6月24日 14:00

 今週から東は福島、西は小倉に舞台を移し、いよいよ夏本番だ。

 今年の夏小倉は4週間のみの開催で、オープニング重賞は日曜のサマースプリントシリーズ第2戦・GⅢ北九州記念。

 前5年で3連単10万円超えが2度、9万円台も2度。千二に短縮した06年以降の18回で1番人気は1勝のみと、ハンデ重賞らしく波乱の傾向が強い。

 今年もスピード自慢が揃った。注目は3歳牝馬のピューロマジック。

 前走の葵Sはスタートでつまずきながらもアッという間にハナへ。前半3、4Fを33秒2―44秒2で飛ばし、そのまま後続を振り切って重賞初制覇を決めた。これで千二は5戦3勝②着2回と連対を外していないから、古馬との初対戦も楽しみだ。

 その葵S組からペアポルックス、ナナオの②③着馬も。これらが勝てば、21年ヨカヨカ以来の3歳馬Vとなる。

 古馬勢では昨年の覇者ジャスパークローネ。近走は海外遠征が中心で、日本では昨秋のスプリンターズS(④着)以来となる。近走は結果を残せていないが、重賞勝ちの舞台で復活となるか。

 他にも、北九州短距離S勝ちのヨシノイースター、安土城Sを32秒5の脚で差し切ったエイシンスポッター。この舞台で3勝のカンチェンジュンガも侮れない。

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