【東京ダービー】ラムジェット圧勝で、フォーエバーヤングとの対決が秋の楽しみに

公開日:2024年6月6日 14:00 更新日:2024年6月6日 14:00

 今年から3歳ダート3冠の2戦目となり、「JpnⅠ」に昇格した東京ダービー。JRAから4頭が参戦し、1番人気ラムジェットが6馬身差の圧勝で、“初代チャンピオン”となった。

 ②③着もJRAのサトノエピック、アンモシエラでここまでは人気通りの入線。3連単は730円の低配当だった。

 ファンにとっては馬券妙味の少ないレースとなったが、関係者にはウハウハの結果だ。昨年までは①着賞金5000万円だったが、今年から1億円に倍増。売り上げの26億1759万2600円は実に前年比232・3%である。

 また、JRA枠は4頭で①~③着を独占したものの、④着に入ったのは高知のシンメデージー。昨年12月の新馬戦から、前走の西日本クラシック(園田)まで6連勝の快進撃を続けていた馬だ。

 勝ったラムジェットから2秒以上も離されたとはいえ、この④着は大健闘といえよう。

 さて、そのラムジェット、サトノエピックはダート3冠路線誕生に合わせて、京都千九に生まれ変わったユニコーンSの①②着馬。ただ、着差は前走の2馬身半から6馬身に広げたから強い。

 これで世代のチャンピオンになったラムジェット。ケンタッキーダービーに挑戦して③着だったフォーエバーヤングはここには不在だったが、10月2日、今回と同じく大井の二千メートルを舞台とするジャパンダートクラシックで、ついに初対決となりそう。春は違う舞台を戦ったチャンピオン2頭の対決が、今から楽しみである。

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