【函館スプリントS】上がり馬アサカラキング、サトノレーヴがタイトルを狙う
公開日:2024年6月3日 14:00 更新日:2024年6月3日 14:00
今年もいよいよ北海道シリーズが始まる。まずは函館で6週間、その後は札幌に舞台を移して7週間の合計13週間の日程となっている。
開幕週を飾るのは「サマースプリントシリーズ」第1戦、GⅢ函館スプリントS。今年は別掲の23頭が登録してきた。
注目はアサカラキングだ。GⅠ高松宮記念こそ無念の除外となったが、前走のモルガナイトSでは鬱憤を晴らす2馬身差V。道悪の阪急杯で鼻差②着したようにパワーも兼備しているから、洋芝も問題ないだろう。秋の大一番に向けて、しっかりと賞金を加算しておきたい。
サトノレーヴは阪急杯で④着。初の重賞挑戦ながら、2番手からの正攻法で0秒4差は胸を張れる内容だ。前走の春雷Sではトップハンデを背負いながらも、大外から他馬をねじ伏せてみせた。千二では5戦5連対と底を見せていない魅力があるだけに要警戒だ。
サウザンサニーは目下3連勝中の上がり馬。いずれも上がり3F最速をマークしており、決め手はメンバー最上位だ。洋芝実績もあるだけに一発があっても。
実績トップはウイングレイテストか。昨秋のスワンSで好時計勝ちを収め、今年は初の海外遠征も経験。今がまさに充実期といった印象だ。初の千二に対応できれば楽しみな存在になる。