【大阪杯】ソールオリエンスここは巻き返しの場

公開日:2024年3月27日 14:00 更新日:2024年3月27日 14:00

1F11秒2で楽々と2馬身先着

 中山記念④着後は在厩調整。特にダメージはなかったようで、レース翌週金曜には坂路入りしており、6日にはウッドで5F70秒3―39秒1、1F12秒2を馬なりでマークと立ち上げは順調だ。

 一気にピッチを上げたのは2週前から。13日にブリンカー着用で6F81秒5―36秒2、1F11秒2の好時計を出すと、1週前の20日も同様の馬装で横山武を背にした併せ馬。桜花賞に登録しているボンドガールを追走して6F84秒5―38秒4、1F11秒3。持ったままで併入に持ち込んだ。ラストの反応は上々で、手綱を取った鞍上も「ハミの取り方は一段階上がっていましたね」と好感触を得ている。

 上昇ムードで迎えた直前追いは厩舎所属の嶋田がまたがり、ブリンカーなしで3頭併せ。最後方でスタートして前半の行きっぷりは良好。直線は内に潜り込むと、大きなフットワークで楽に並びかけて最後は中と併入、外に2馬身先着でフィニッシュした。

 時計は6F81秒1―37秒3、ラストは鞍上が促さなくてもいい反応を見せて1F11秒2だ。

 馬体はパンプアップして毛ヅヤも良く見せており、確実に上積みを感じさせる。巻き返しへ態勢は整った。

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