【大阪杯】プラダリアいよいよ完成期

公開日:2024年3月26日 14:00 更新日:2024年3月26日 14:00

京都記念は着差以上の強さ

 春の古馬中距離王者決定戦は東西の有力馬が激突する。勢いに乗っての連勝か、巻き返しか。2頭をピックアップする。

 プラダリアがいよいよ本格化の兆しを見せている。

 有馬記念⑭着から巻き返しを図った前走・京都記念は掛け値なしに強い内容だった。

 道中は1番人気ベラジオオペラにマンマークされる厳しい展開だった。勝負どころで自ら前をつかまえに動くと、同時にライバルも進出を開始。ラスト1Fからは2頭の一騎打ちとなり、ラスト1Fを過ぎたところでは内から抜け出されたかに思われた。ところが、残り100メートルで再び闘争心に火が付いた。鞍上の叱咤激励に応えて二枚腰を発揮すると、ラストは4分の3馬身抜け出してゴールイン。メンバー唯一となる58キロを背負っていたことを考えれば、着差以上の完勝だった。

 池添学師も「強かったですね。今までとは違って、堂々としたレースができました」と言えば、鞍上も「この感じなら、またGⅠの舞台に向かって行ける」と太鼓判。完璧な前哨戦だった。

 ひと皮むけて挑むGⅠ戦だけに、調教にも力が入る。

 中間はコンビを組む池添が付きっ切りで調整。2週前のCウッド追いでは6F83秒5―37秒9をマークすれば、1週前には6F83秒5―37秒7、1F11秒3としっかり負荷を上げてきた。時計面の比較で言えば、前走時を優に上回るタイムが出ている。

「前回と同じような調整パターンでも、柔らかみがあって完歩も大きくなっています。ジョッキーも“感触、フットワークともに良かった”と。このひと追いでさらに上向いてきそうですよ」

 5歳春を迎えて競走馬としての完成期に。今ならビッグタイトルに手が届いてもいい。

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