【高松宮記念】「不安よりも楽しみ」 ソーダズリングで高松宮記念3勝目に挑む武豊の心中

公開日:2024年3月20日 12:00 更新日:2024年3月20日 12:00

ボクから「高松宮記念がいいんじゃないですか」と。

「不安よりも楽しみです」

 こう期待感を口にしたのは名手・武豊だ。けさ、ソーダズリングの追い切りの動きは別掲の通りだが、その最終追いを自らつけて笑顔を見せた。

 今年のレジェンドは重賞は12戦で2勝。京都牝馬Sのソーダズリング、チューリップ賞のスウィープフィートで勝ち、牝馬は4戦2勝だから、今回のソーダズリングもチャンスあり!? 高松宮記念は05年アドマイヤマックス、07年スズカフェニックスで制している。3勝目なるかを名手に聞いた。

   ◇    ◇    ◇    

──最終追い切りは単走で坂路50秒9─1F11秒7でした。

武豊騎手 強くやる必要がないですが、思ったより時計が出ましたね。いい動きでしたし、相変わらず乗り味がいいね。

──前走の京都牝馬Sは鮮やかな差し切り。そこから高松宮記念へのチャレンジとなります。

武豊騎手 前走は、初の千四でしたが、いい内容。いい結果を出せました。次をどこにするか考えて、ボクから「高松宮記念がいいんじゃないですか」と。それでここに使ってもらうことに。競馬が上手で乗りやすくて癖がない。マイルでは掛かる面がみられるけど、前走は千四で問題なかった。全体的に(馬が)よくなっていますよ。

──今回の見通しを。

武豊騎手 今回は千二のスペシャリストもいて楽ではなく、どこまでやれるのかというところですが、不安よりも楽しみです。

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