【弥生賞ディープインパクト記念】凱旋門賞馬の弟シンエンペラーの今年初戦に注目

公開日:2024年2月26日 14:00 更新日:2024年2月26日 14:00

 いよいよ3歳クラシック近し――。今週は東西で最重要のトライアルが行われる。

 日曜中山メインは皐月賞と同じ距離のGⅡ弥生賞ディープインパクト記念だ。

 最有力はシンエンペラー。新馬戦を3馬身差勝ちしたあと、京都2歳Sも人気に応えて快勝。そして臨んだGⅠホープフルSは、好位から早め先頭へ。わずかな差で差されてしまったが、③着には2馬身差をつけて力は示した。20年凱旋門賞馬ソットサスの弟という超良血馬。始動戦に注目したい。

 ホープフルS③着のサンライズジパング。今年初戦の若駒Sで大外から豪快に差し切った。道悪なら一考の余地がある。

 シュバルツクーゲルは同じ中山二千でデビュー勝ち。東京スポーツ杯2歳Sは8番人気ながら②着と健闘している。まだ緩さがあっただけに、休養中に成長してくれば。

 重賞3勝のプリモシーンが姉にいるダノンエアズロックも良血馬だ。ゆったりとした流れになったアイビーSでも2番手で折り合いはついた。直線は瞬発力を発揮して逃げ馬をきっちりとらえてフィニッシュ。③着が前記ホープフルSの勝ち馬レガレイラで、力関係的にも勝ち負けになる一頭だ。

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