【ジャパンC】菜七子、ヴェロンに次いでドイルも 今年のパドックは例年以上に華やかに
公開日:2023年11月23日 14:00 更新日:2023年11月23日 14:24
先週の日曜京都2Rでスタート直後に落馬し、マイルチャンピオンシップのナミュールなどが乗り替わりとなったムーア。今週は騎乗できる見込みだったが、回復が思わしくないのか、JCウイークの騎乗もキャンセルとなり、23日(木)には「本人からの申請により、短期免許の取り消す」とJRAが発表。治療のために帰国するという。
それにより、ジャパンCで騎乗予定だったヴェラアズールは、新たにH・ドイルとのコンビで連覇を狙うことになる。さらに、夫であるマーカンドはスタッドリーで参戦するから、GⅠでの夫婦対決も実現する。
すでにウインエアフォルクとのコンビで藤田菜七子が、ただ一頭の外国馬であるイレジンはフランスのヴェロンとのコンビでJCへ。これにドイルが加わったことにより、今年は3人の女性ジョッキーが大舞台に立つ。
もちろん、これは日本の競馬史上で初めて。そもそもJCで女性ジョッキーが騎乗したのは過去に1回のみで、90年に米国のファントムブリーズにJ・クローンが参戦して⑭着だった。
この記録を超えるのは誰になるのか。そして最先着は……。馬の実績からはドイルが最も有利だが、果たして。
いずれにせよ、今年のJCのパドックは例年以上に華やかなものになりそうだ。