【みやこS】セラフィックコールまだ上昇カーブを描く
公開日:2023年11月1日 14:00 更新日:2023年11月1日 14:00
重賞初チャレンジも突破して新星となるか
2月の阪神でデビューから無傷の4連勝を決めた後は一度、短期放牧でケア。栗東には10月19日に帰厩した。
1週前、Cウッドで併せ馬。楽な手応えで外から並びかけて、ゴール前では首差先着。集中力のある走りで好調をアピールしていた。
今週はM・デムーロが騎乗。道中はリズム良く運んで、併走相手のインから楽に抜け出す時のアクションも上々で楽々と半馬身の先着だ。時計も存分に余力を残しながら6F81秒9―37秒3、1F11秒7。まともに追えばもっと時計は出ていたと思うほど、抜群の手応えだった。
首差しも太く、ボリューミーな馬体は見栄えもする。まだまだ上昇カーブを描いている印象で、文句なしの状態で重賞にチャレンジできる。
○…「凄く良かったですね。頑張ります」はM・デムーロの第一声。追い切りをつけた後、囲んだ報道陣に対してこう切り出した。今回は2戦目の手綱で「まだ、ボクが分からない面がある。少し気を入れるとシュッと行く。(追い切りも)差し切るのが速かった。京都は早く行くとワンエンジンで終わってしまうから難しいね」と話しつつも「ただ、ポテンシャルは物凄く高い馬で自分の仕事を分かっている賢さもある。楽しみです」と結んだ。