【オールカマー】田中博厩舎が2週連続で大物食い ローシャムパーク次はどこで、誰が乗る!?
公開日:2023年9月25日 14:00 更新日:2023年9月25日 14:00
オールカマーを勝ったのはローシャムパーク。函館記念に続く連勝で重賞2勝目を飾った。
またも田中博厩舎が大物食いをやってのけた。
同じ舞台で行われた先々週のセントライト記念では同厩舎のレーベンスティールがV。単勝1・6倍の断然人気だった皐月賞馬ソールオリエンスを破る金星を挙げた。
そして先週は1番人気がタイトルホルダー。競走中止だった天皇賞・春からの復帰初戦でも、単勝2・5倍とさすがの支持を集めていた。
レースはそのタイトルがハナを切って前半5F61秒1のマイペース。ラスト5Fからハヤヤッコが絡みに行くと、11秒5とレースラップが一気に上がることに。
これをローシャムは5番手で射程圏に入れながら進む形。直線を向いてルメールが外に誘導すると、力強く伸びてGⅠ3勝の王者をきっちりとらえてみせた。
休み休み使われてきたため、きのうでまだ10戦目。そんな中でも3連勝でGⅡ制覇だから、ここにきての本格化は疑いようがない。曽祖母にエアグルーヴがいる良血が、今度はいよいよGⅠ取りに向かう。
さて、そうなるとやはり気になるのが今後のレース選択と鞍上だろう。
ターゲットになる芝の中長距離だと、イクイノックスが天皇賞で復帰することがアナウンスされている。その後は褒賞金のかかるジャパンCに向かう公算が大きい。
同じノーザンF系列で主戦ルメールだけに、その2戦には向かわないことも十分に考えられる。間隔をあけながら大事に使われてきていることから、暮れの香港あたりも選択肢に入ってくるか。
いずれにせよ、楽しみなGⅠ初挑戦が待っていることは間違いない。