【神戸新聞杯】春はかなわなかった大舞台へ ロードデルレイ4連勝

公開日:2023年9月21日 14:00 更新日:2023年9月21日 14:00

 ロードデルレイに注目だ。

 今年1月のデビュー戦では最速の末脚を繰り出して4馬身差V。続くつばき賞も[6][5][4]から差し切った。その後は一息入れてダービートライアルの青葉賞に向かう予定だったが、ヒザの外傷で白紙になり、放牧に出されることに。前走は6カ月半ぶりで自己条件の赤倉特別に参戦した。

 今回は2番手を手応え良く追走した。そのまま直線を向いて、残り2Fで追い出しを開始するとすぐに先頭へ。外から迫ってくる②着馬を首差でねじ伏せてゴールイン。デビュー2戦の切れ味だけではなく、いい勝負根性を見せている。

 福永助手は「休み明けでもいい勝ち方ができましたね。ジョッキーによればハミ受けなどに少し問題は見られたとのことでした。まだまだ課題が残る中でも勝ち切れたのは意味があると思います」と話す。

 その後は厩舎に置いて調整。先週金曜には坂路4F55秒1―12秒3を馬なり。今週木曜も別掲の時計をマークした。

「ダメージが残った様子は見られません。休み明けだった前走より上積みをもってレースに臨めそうです。右回りは今回で2度目だし、重賞メンバーが相手。距離も二千四百に延びれば、さらに折り合い面なども課題になってくる。どういった走りができますか」

 春はクラシックへの出走がかなわなかった。秋は初めての重賞挑戦で結果を出して大舞台へ。期待が膨らんでくる。

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間