東京でも右手が上がるか（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　ソールオリエンスは昨秋の東京で新馬勝ち。今年初戦の京成杯で重賞初制覇を飾ると、３戦目の前走・皐月賞は４角１７番手から大外一気に差し切った。３戦３勝で迎えるダービー。果たして史上８頭目となる無敗で２冠制覇なるか。横山武に意気込みを聞いた。

――けさの追い切りを振り返って。
横山武騎手「先週と同様、馬の後ろで我慢させてラストを少し伸ばすという指示。思ったよりも早めに前に出すぎたんですが、凄くいい動きでしたよ」

――１週前と比べて。
「先週はハミを取りすぎてるかなという感じ。今週も取ってはいるんですが、リラックスして走ってました。具合は一段階上がったな、という印象です」

――手前の替え方については。
「そのあたりは変わってないですね。馬にはまだ緩さがあると思います」

――今回は左回りの東京です。
「中山と違って直線が長いし、コーナーはゆっくり運べますからね。その点はいいと思います」

――道悪のハイペースだった皐月賞で感じたこの馬の強さは。
「今週は良馬場でやれそうですが、ああいう馬場もこなせたというのは新たな発見。あらためて強さを再確認できました」

「２年前と変わらず勝ちたい一心です」（横山武騎手）

――ダービーは２年前のエフフォーリアで②着。当時からの心境の変化があれば。
「２年前と変わらず勝ちたい。勝ちたい一心です」

――ファンにメッセージを。
「ソールオリエンスは本当に素晴らしい馬だと思います。皆さまの応援が力になると思うし、その応援に、声援に応えられるよう頑張りたいです」