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【ヴィクトリアマイル】ナムラクレア文句なしの1F11秒7

公開日:2023年5月10日 14:00 更新日:2023年5月10日 14:00

ナムラクレア  A
 高松宮記念②着後は放牧へ。栗東に戻ってからは坂路、コース併用で乗り込まれてきた。1週前はCウッドの併走追いで6F81秒8―36秒6。ラスト1Fは11秒3の素軽さで4馬身半先着と素晴らしい動きだった。今週も文句なし。坂路4F52秒8、ラスト2F24秒1をマークし、ラスト1Fは11秒7! フットワークに伸びがあってサラッと流しているようでもこれだけの時計になった。折り合っているし、落ち着きもあり、これなら距離延長でもと思わせる攻め内容。100%の仕上がりといっていい。

ララクリスティーヌB
 1週前は菅原明が騎乗して1F11秒7。牡馬オープンを手応えで圧倒した。今週は中井が乗って単走。これは前走時と同じパターンだ。前進気勢がありつつもうまく我慢させて、追えばはじける余韻を残してラスト1F11秒2。全体時計は6F83秒8―36秒9。馬体はスカッとしてつくりも◎。斉藤崇師は「1週前はジョッキーが乗って。いい動きと言ってくれてました。今週はラストだけサラッと。道中の感じ、おしまいの感じ、ともに良かったですよ」とデキに自信ありの様子だった。

アンドヴァラナウトB
 阪神牝馬S⑤着を使って中4週。調整過程は順調だ。先週は吉田隼を背にCウッドで6F85秒2―38秒5、1F12秒0。フットワークに軽さがあって気性面でも落ち着いていたのが良かった。今週は坂路で4F53秒4、ラスト2F24秒8―12秒1。見た目以上に時計が出て印象で、フットワークの運びが良かった。昨秋のエリザベス女王杯が⑰着、そして2走前の愛知杯が⑨着と冴えなかったが、前回あたりから復調している。池添学師は「先週はジョッキーに折り合いを確認してもらっていい動き。今週は輸送もあるのでしまい重点で。気分よく走れてましたし、良かったですよ」と。

ステラリア    B
 繋靭帯炎明けの福島牝馬Sを勝利で飾って中2週の調整。1週前は坂路4F54秒6と脚慣らしして、今週はCウッドへ。先行し、直線は僚馬と併せて最後は併入のフィニッシュで6F84秒6―37秒6、1F11秒7。動きに硬さがないのがいいし、馬体の張り、ツヤは明らかに前回以上。反動もなく、このたたき2走目は右肩上がりでしかない。

ロータスランド  B
 年明けから京都牝馬S③着、高松宮記念⑥着と使ってきたが、体調は維持できている。先週3日はCウッドで1F11秒2をマークし、今週の坂路でも4F53秒6、ラスト2F25秒2―12秒0。道中のスピードの乗りが目立って、なおかつ、パワフルさも感じる脚さばき。特に馬体の張りも目立つものだ。状態面に関しては何の不安もない。

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