【京都新聞杯】毎日杯③着馬ドットクルー、前進あるのみ
公開日:2023年5月4日 14:00 更新日:2023年5月4日 14:00
ドットクルーに注目だ。
2走前のアルメリア賞を最速の末脚で差し切り、前走は毎日杯に臨んだ。8枠13番スタートから中団の前めを追走し、勝負どころでは外を回って追い上げを開始した。直線では鞍上のアクションに応えてしぶとく脚を使い、いったんは先頭に立つかのシーン。そこから自分よりも少し後ろから進めた馬に内、外から差されて半馬身、半馬身差の③着でゴール。
笹田師は「早めに勝ちに行く競馬をして、最後に甘くなったかな。でも、初めての重賞で③着と頑張ってくれた」と振り返る。
その後は坂路、コースで順調に乗り込まれている。先週水曜は坂路4F51秒5―12秒9の好時計をマーク。今週水曜は54秒3―12秒6で駆け上がった。
「1週前にしっかりとやってるから、今週は息を整える程度。ここを目標にうまく調整できてるよ」
これまで福島の千八と阪神の千八で2勝を挙げてきた。今回は京都二千二百へ挑戦する。
「直線で坂のない京都で最後のひと踏ん張りに期待。前半、リラックスして走れれば、距離にも対応してくれると思う」
2回目の重賞挑戦は前進あるのみだ。勢いをつけて大舞台に駒を進めたい。