【NHKマイルC】エエヤン折り合いピタリで1F11秒1
公開日:2023年5月3日 14:00 更新日:2023年5月4日 11:16
調教マル特チェック
エエヤン A
Aコース(ダート)を1周して体をほぐしてからウッドへ。テンに掛からないかが鍵だったが、下ろしがけから実にスムーズ。鞍上との折り合いはピタリで終始リズムのいい走り。最後まで気分良さそうに体を大きく使ってゴールまで駆け抜けた。ラップもいい刻み方をして5F66秒0─50秒6─36秒1、ラストは何と11秒1。単走で馬なりだったことを考えると現状のコンディションが、いかにいいかが分かる。「柔らかくて伸びのあるフットワークだったね。いい感じだった」と見届けた伊藤大師も満足そうな表情。4連勝でGⅠ奪取も夢ではない絶好の仕上がりになったと見ていい。
ウンブライル B
ウッドで3頭併せ。隊列の真ん中を追走して、時計は5F69秒8-39秒8。直線も1F過ぎに馬体を併せる形で1F12秒1をマーク。併走馬に併入、半馬身先着でフィニッシュした。見届けた木村調教師は「スタートから積極的な走り。それでいて折り合い、コントロールがついて狙い通りの調教ができました」と笑みを浮かべた。前走で着用したブリンカーについては「まだ着けるか(木曜午後の)投票まで考えます」と。
シャンパンカラー B
坂路で僚馬を前に置いて目標にする形。終始、楽な手応えで、馬なりのままゴールした。時計は52秒5―12秒7。「無理せずに、いい感じで体を使わせることができました」とは田中剛師だ。1週前にウッドで好時計をマークしてるだけに控えめな内容だったが、余力十分の動き。好調をキープできている。
モリアーナ B
ウッドでスタンド前から馬場入り。道中はゆったりとしたペースでもしっかり折り合いがついた。馬なりのままラストを伸ばして、6F82秒3―37秒5、1F11秒4をマークした。「追ったら1F10秒台が出るのかなって感じ。息を整えるイメージで、最後までしっかり走れてた」と武藤師も満足げな表情だ。前走よりシャープさを増して、状態はさらに上がってきた。
オールパルフェ B
先週に続いて大野が乗り、ウッドで長めをゆったり走らせて6F84秒9─37秒7、1F11秒5をマークした。「微調整程度」(原田助手)だが、全身を使った走りで上積みは十分にありそう。実績のあるマイル戦に戻れば、変わり身があっていい。