【香港チャンピオンズデー】日本馬4頭は超強力な現地馬相手にどこまでやれるか

公開日:2023年4月27日 14:00 更新日:2023年4月27日 16:10

30日(日)は香港GⅠ2鞍の馬券発売

 今週は今年3回目となる海外GⅠの馬券発売がある。「2023香港チャンピオンズデー」だ。

 発売されるのは2競走で、GⅠチェアマンズスプリントプライズ(芝千二)は30日(日)の日本時間15時50分発走。こちらはアグリが出走する。

 また、17時40分はGⅠクイーンエリザベスⅡ世C(芝二千)。ジェラルディーナ、ダノンザキッド、プログノーシスがスタンバイしている。

 香港は現在、4年連続で日本馬がGⅠ勝ち。シャティンは日本の芝と似ているところがあり、相性がいいコースだ。

 しかし、今回は2競走とも現地の強敵がいる。

 チェアマンズスプリントプライズはラッキースワイネスだ。昨年11月に初重賞制覇。香港スプリントでは直線で全く進路がなく⑥着に敗れたものの、年明けから4連勝。たまにゲートが悪いところがあるが、それくらいしか死角がない。

 クイーンエリザベスⅡ世Cにはあのロマンチックウォリアーが出てくるから脅威だ。暮れの香港Cが4馬身半差の圧勝。②着がダノンザキッドで、⑥着ジオグリフ、⑦着ジャックドール、⑨着レイパパレ、⑩着パンサラッサ。この面々が全くかなわなかったのだから、相当な強さ。今年は2戦連続②着だが、目の上のタンコブがいないここでは不動の主役だ。

 その“タンコブ”が香港の現役最強馬ゴールデンシックスティ。28戦24勝で20、21年の香港マイル、21、22年のチャンピオンズマイルを制している。前走の香港ゴールドCでは二千メートルに出走し、ロマンチックウォリアーを破っているのだ。

 馬券発売がある2鞍だけでなく、ゴールデンシックスティが出走するチャンピオンズマイルも必見。果たして、日本馬は“善戦”以上の結果を出せるだろうか。

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