【桜花賞】2歳女王リバティアイランドの連勝か、その相手はどれか

公開日:2023年4月3日 14:00 更新日:2023年4月3日 14:00

 今週からいよいよ3歳クラシックがスタート。開幕を飾るのは牝馬1冠目の桜花賞だ。

 昨年は7番人気スターズオンアースが勝利し、続くオークスも完勝して2冠を達成したが、今年はどの馬が桜の女王となるのか――。

 最有力は2歳女王リバティアイランド。阪神ジュベナイルFは中団でリズムよく運び、直線は強烈な差し脚でアッという間に先頭へ。後続を2馬身半突き放す完勝劇だ。同じ舞台の“桜”も制覇するか。

 唯一の重賞2勝馬がキタウイング。新潟2歳S、フェアリーSの勝ち馬である。フェアリーSは、1頭分だけあいた内をグイッと力強く伸びた。続くチューリップ賞はスローペースに泣かされて⑦着だったが、後方集団の中では最先着と力は見せている。巻き返しがあるか。

 紅一点でシンザン記念を制したライトクオンタム。12年のジェンティルドンナ、18年アーモンドアイと3冠牝馬2頭がシンザン記念を制しているだけに、この馬にも注目が集まる。ディープインパクト産駒最後の桜花賞制覇があっても。

 フラワーCを勝ったエミュー。道悪で他馬が伸びあぐねる中、小柄な体躯に反するパワフルさで坂を駆け上がってゴールインだ。当日、馬場が悪化すれば、チャンスが広がる。

 他にもクイーンC勝ちハーパー、阪神JFの②着馬シンリョクカ、阪神マイルで連勝中のモズメイメイなど好メンバーが揃う。

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