【大阪杯】陣営直撃スターズオンアース好発進

公開日:2023年3月28日 14:00 更新日:2023年3月28日 14:00

 昨年は桜花賞、オークスの2冠制覇で最優秀3歳牝馬に輝いたスターズオンアース。注目の始動戦でどのようなパフォーマンスを見せるか――。陣営に調整過程や手応えを聞いた。

  ◇  ◇  ◇

――3冠がかかっていた秋華賞は③着でした。
高柳瑞調教師 「スタートで後手を踏み、リカバリーできず後ろからに。ジョッキー(ルメール騎手)が果敢に(スペースを)狙いながら脚も使ってくれました」

――今年は大阪杯で復帰します。
「あらためてレース映像を見たけど、隙間なんてなかったはず。そういった状況でもひるまなかったし、阪神内回りをこなせることが分かった点は収穫です。ただ、(左前の繋靱帯炎が)しっかり治ったうえでここを使うのが決定しました」

――先週はウッドで3頭併せ。6F81秒0―36秒0、1F11秒1の好時計をマーク。
「杉原に乗ってもらって指示通り。もともとフットワークが大きくてダイナミック。それにしても反応や動きは良かったですよ。今のところ脚元も問題ありません」

「この休み明けで体が大きくなりました」(高柳瑞師)

――成長は。
「この休み明けで体が大きくなりました。先週の火曜に量って496キロ。そこから今週のひと追いで引き締まってくるでしょう」

――以前に見られたもたれ癖はどのように。
「意識的に修正してるわけではないけど、走りのバランスが良くなってますね。ま、右回りで困るような感じにはならないかなと」

――見通しを教えてください。
「まずは目の前の一戦に集中します。結果次第で今後のローテーションも決まるのでは」

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