【高松宮記念】4歳世代を中心に年長馬も多士済々
公開日:2023年3月20日 14:00 更新日:2023年3月20日 14:00
さあ、いよいよ春のGⅠシリーズが開幕する。その初戦を飾るのが春のスプリント王決定戦、高松宮記念だ。今年は4歳から8歳まで幅広い世代から別掲のスピード自慢が顔を揃えた。
中心は4歳世代か。目下4連勝中のアグリは、前走の阪急杯で重賞初制覇。速い流れを2番手から押し切る横綱相撲で、着差以上に強い内容だった。スピードの絶対値が高く、久しぶりの千二は問題ないだろう。
ナムラクレアのシルクロードSは牝馬のトップハンデで上がり最速をマークして快勝。本格化を感じさせる内容だっただけに期待が持てる。
トウシンマカオはシルクロードS④着からの参戦。4戦連続で外枠を引きながら④①①④着と上位争いを演じているのだから、ポテンシャルの高さは相当だ。さらにスプリンターズS②着ウインマーベルもシルクロードS⑦着をひとたたきして巻き返しを狙う。
この4歳世代に対するのが、7歳馬で昨年の覇者ナランフレグ。久々で展開不向きだったオーシャンS⑨着をたたいて、一変があっていい。
他にも5歳勢からは21年スプリンターズS勝ちのピクシーナイトやグレナディアガーズ、メイケイエールなど多士済々。馬券的にも頭を悩まされそうだ。