【弥生賞ディープインパクト記念】松山、堀厩舎コンビの驚異的な重賞成績

公開日:2023年3月6日 14:00 更新日:2023年3月6日 14:00

 タスティエーラを鮮やかに勝たせたのは栗東所属の松山。管理しているのが美浦の堀厩舎となると、まるで“デジャビュ”のようでもあった。

 先月26日の中山記念も同じ堀厩舎のヒシイグアスが、同じく松山を背に重賞制覇。そう、このコンビで2週連続で中山重賞を制したことになる。

 実はこの堀=松山ラインは強力も強力。タスティエーラやヒシイグアス以外にも、昨年でいえば共同通信杯をぶっこ抜いたダノンベルーガ、毎日王冠勝ちのサリオスがそう。ここまで重賞では通算でなんと12戦6勝で、勝率はちょうど5割。単に相性がいいでは済まないほどの驚異的な成績なのだ。

単に〝相性がいい〟だけでは片づけられない

 堀厩舎といえばムーアやレーンの身元引き受け調教師になったりするなど、短期免許で来日する一流ジョッキーも多用。さらに東西の垣根なく、騎乗依頼をするタイプでもある。

 これまで栗東所属の日本人ジョッキーで堀厩舎での勝ち頭といえば、土曜に引退式があった福永で、現役の日本人栗東所属ジョッキーなら松山ということになる。それだけ腕を認めており、その期待に松山も応えているということでもあろう。

 今後も堀=松山の強力ラインは目が離せない。

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