【シルクロードS】荒れるハンデ重賞で混戦ムードも好調4歳世代が中心

公開日:2023年1月23日 14:00 更新日:2023年1月23日 14:00

 中京では日曜に芝千二のGⅢシルクロードSが行われる。

 3月26日のGⅠ高松宮記念の前哨戦のひとつだが、前5年で3連単10万超えが3度も。ハンデ戦ということもあって、波乱の傾向にある。

 今年も上位拮抗で混戦ムードだが、中心となるのは好調4歳世代か。実績面でリードするのはウインマーベル。昨年のスプリンターズSでは首差②着とGⅠにはあと一歩届かなかったが、ここまで芝千二は〈3330〉と一度も馬券圏を外していない。ひとまず主役はこの馬か。

 牝馬のナムラクレアにも注目。こちらも芝千二は〈3011〉。唯一馬券圏を外した前走のスプリンターズSは、内有利の馬場で外めを回らされたことが痛かった。それでいて0秒2差⑤着なら負けて強し。スムーズなら当然勝ち負けになっていい。

 さらにはオパールS→京阪杯と連勝で重賞を制したトウシンマカオに、未勝利から4連勝中のマッドクールの勢いも侮れない。

 年長馬では昨年の高松宮記念で③着のキルロード、前走タンザナイトSを快勝した良血グルーヴィット。21年のサマースプリントチャンピオンのファストフォースに、中京で重賞勝ちのあるシャインガーネットらに注目したい。

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