【凱旋門賞】海外通・新谷の見解 この舞台でパリ大賞勝ちの実績 オネストがブッコ抜く

公開日:2022年10月1日 17:00 更新日:2022年10月1日 17:00

新谷記者が強調するパリ大賞勝ち

 日本馬にとって悲願の凱旋門賞制覇には、その年の出走馬レベルがポイントとなるのは当然なのだが、変わらない“強敵”が舞台設定だろう。

 ロンシャン競馬場は高低差がすごく、向正面で約500メートル強の間に10メートルほど上る形に。中山や東京の直線の坂が2メートル強上る程度だから、とに…

会員限定コンテンツです。
競馬有料会員に登録するとご覧いただけます。

新谷学

 競馬初体験は90年。ノーザンドライバーが勝った11月デイリー杯3歳S当日だった。
 友人に強引に連れられて訪れた京都競馬場。1点買いした最終Rで当時、枠連で1万6000円オーバーの的中。これが良かったのか、悪かったのか……。
 そこから競馬にどっぷりで、なぜか本紙を打っていた薮中記者に憧れを抱くようになり、某外国語大学を卒業しながらも、いずれはこの人と働こうと決意。
 仕事としての競馬場デビューはナリタブライアンが3冠達成を果たした94年菊花賞。馬柱デビューは翌年、タヤスツヨシがダービー制覇した週から。
 そしてたどり着いたのは“レースレート”だ。強い①着馬もいれば、弱い①着馬もいるし、勝ち馬より強い②着、③着馬だっている。それをレースごとに数値化したレートを用いて予想を組み立てている。記録、数字好きの方はぜひ参考に。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間