木津突撃馬券

【木津の日曜競馬コラム・中山10R】

公開日:2022年9月10日 17:00 更新日:2022年9月10日 17:00

北海道初戦は不利があっての②着

 先週で函館→札幌と続いた夏の北海道開催が終了しました。

 遠征していた関係者が続々と美浦に戻り、今週の水曜日は再会した調教助手や厩務員に「またよろしくお願いします」とあちこちに挨拶して回りました。

 その中で函館で会話をする機会が多かった松村厩務員の姿も。

「今年はもう…

会員限定コンテンツです。
競馬有料会員に登録するとご覧いただけます。

木津信之の予想買い目を見る

9月11日(日)中山競馬場

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間