新居の見解

【札幌本紙・新居のクイーンS】

公開日:2022年7月30日 17:00 更新日:2022年7月30日 17:00

巴賞では一騎の差し切り

 きっかけひとつで馬は変わる。そう思わせたのが◎ホウオウピースフルの巴賞①着だ。

 これまではレース前の消耗が激しく、持っている能力を出し切れないでいた。その要因が地下馬道が長いとイレ込んでしまう気性だった。

 だが、前走の函館は厩舎から装鞍所、パドック、馬場入りまで地下馬道…

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7月31日(日)札幌競馬場

新居哲

新居哲

 馬とは関係のない家庭環境で育った。ただ、母親がゲンダイの愛読者で馬柱は身近な存在に。ナリタブライアンの3冠から本格的にのめり込み、学生時代は競馬場、牧場巡りをしていたら、いつしか本職となっていました。
 現場デビューは2000年。若駒の時は取材相手に「おまえが来ると負けるから帰れ!」と怒られながら、勝負の世界でもまれてきました。
 途中、半ば強制的に放牧に出され、05年プロ野球の巨人、06年サッカードイツW杯を現地で取材。07年に再入厩してきました。
 国枝、木村厩舎などを担当。気が付けば、もう中堅の域で、レースなら4角手前くらいでしょうか。その分、少しずつ人の輪も広がってきたのを実感します。
「馬を見て、関係者に聞いてレースを振り返る」をモットーに最後の直線で見せ場をつくり、いいモノをお届けできればと思います。

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