
心ときめくオークスだった。4角までは。◎のピンハイは桜花賞馬の直後。その手応えも十分にあり、府中の長い直線で末脚ははじけると信じていた。実際にゴール前は402キロとは思えないダイナミックさで伸びてきた。ただし、心の声を漏らせば、「なにゆえに内へ進路を切ったのさ。高倉よ」だった…
心ときめくオークスだった。4角までは。◎のピンハイは桜花賞馬の直後。その手応えも十分にあり、府中の長い直線で末脚ははじけると信じていた。実際にゴール前は402キロとは思えないダイナミックさで伸びてきた。ただし、心の声を漏らせば、「なにゆえに内へ進路を切ったのさ。高倉よ」だった…