木津の見解

【土曜函館10R・湯浜特別】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2020年7月17日 17:00 更新日:2020年7月17日 17:00

 エヴァキュアンの巻き返しに期待。前走は初ブリンカーで、もまれ弱さの解消を目指したが、掛かって逆効果だった。今回はブリンカーを外し、落ち着かせるような内容の調教を課して欠点を修正。ならば、現級②着2回の実力を見直すべきだ。

【厳選!厩舎の本音】

エヴァキュアン
 篠原調教助…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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