今週は３頭併せで軽快な動き（一番右）（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　カレンルシェルブルが初タイトル獲得を目指す。

　ここまでキャリアを積みつつ力をつけてきた。３歳時に未勝利、１勝クラスを勝ち上がり。４歳時には１月に長良川特別、１０月に魚沼Ｓを制してオープン馬となった。

　５歳の今年は中山金杯で０秒３差⑦着、白富士Ｓで０秒２差④着と成績アップ。そして、前走の福島民報杯はリステッド競走で結果を出した。道中はいつものように後方待機策。３～４角を回る時の手応えは実に楽だった。直線では予想通りの伸びを見せた。大外からグングンと加速して１馬身１／４差の完封劇だ。

　ここ２走の上がり３Ｆは最速タイと最速。切れ味が増してきて、本格化ムードがある。

　遠征後もすこぶる順調。先週金曜の坂路４Ｆ５３秒８―１２秒６に続き、今週水曜はＣウッドの３頭併せで６Ｆ８４秒８―３７秒７、１Ｆ１１秒９を馬なりでマークした。

「前走は使って良くなるという感触で臨み、いいレースができました。上積みは見込めそうです。新潟外回り二千は魚沼Ｓを勝っている舞台。さらにいいパフォーマンスを出せれば」（安田翔師）

　魚沼Ｓを勝った時も前走と同じく斎藤で、上がりは最速だった。末脚炸裂に期待がどんどん膨らむ。