毎年、セレクトセールは面白い。ファン目線でいえば金額的な凄さもあるが、競馬記者の視点では新種牡馬の大まかな特徴を掴むことができる。1歳、当歳馬なので成長の余地を存分に残す段階だが、父似、母寄りかが分かるだけで予想の参考になるのです。
ただ今、6勝と2歳戦トップの新種牡馬エフフォーリア産駒に高額落札が多かった。現2歳世代は種付け料が300万円(現在は400万円)だが、来年度の高騰は必至。同時に、いい意味で“エピファ感がない”のも産駒の特徴。
まだ先の話だが、晩成で活躍する馬が出てくると一時代を担う種牡馬となりそうです。
【小倉9R・ひまわり賞】 セレクトセールが時季ものなら、九州産限定もそう。夏の小倉しかない名物レース。短期間でレースを詰め込むため、当日のパドックに良し悪しが出やすく、パドック党には分かりやすい印象が強い。
◎カエリールークスはシスキンの産駒。その父は社台スタリオンステーションで繋養されているから、いわゆる持ち込み九州産馬でもあるが、柔軟性に富み、後肢の可動域がメンバー中で一番大きい。“脚が速い”タイプで、実際に前走は前半3Fを33秒6で入って勝ち切った。内から突っ張る馬がいても押さえが利いたからコントロール性もいい。初戦は稍重馬場だったが、好天が見込まれる土曜日ならより持つスピードが生きるはずだ。姉アンヘリータスに続く、新馬↓ひまわり賞Vを飾っていい。
【小倉11R・テレQ杯】 混戦メンバー。初の千二だが、アイルシャインの脚力に期待したい。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。





























