勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の日曜競馬コラム・京都金杯】

公開日:2026年1月3日 14:00 更新日:2026年1月4日 10:50

 午年がスタートしました。26年は丙午(ひのえうま)にあたり、努力が実を結びやすい年だとか。要するに馬車馬のように働けば、当たるということですね。スタミナ勝負は得意です。

 ちなみに、前回の午年GⅠ戦線は覚えていますか? 見出し風なら、16番人気の勝利、飛行機ポーズ、蛯名正騎手の皐月賞初V、橋口師の悲願、宝塚記念初の連覇、菊花賞レコード、貴婦人ラストランを飾る……などなどと劇的。今年はどんなドラマが待っているのでしょう。

【京都11R・京都金杯】 淀の初重賞は吉村ランスオブカオスに◎。

 前走のリゲルSを制して自身の3勝目を挙げたが、勝ち方に収穫があった。リゲルS前までの6戦で上がり最速をマークしたのは一度きり。それも、新馬戦での3F33秒6が自身の最速上がりタイムであった。

 言い換えれば、正攻法過ぎる競馬ゆえ、レンジ外の決着では勝ち切れなかったわけだが、前走はちょっと違った。終始、馬群の外を回りながらも仕掛けを待てるだけの余裕が人馬にあった。6番手で構えて直線を向き、ラスト11秒0―11秒6の決め手勝負の展開をきっちりと抜け出している。ひとためできたことが首差以上の完勝につながって、自身の上がりは33秒1。自己の記録も更新したから、心身の成長に加えて競馬の幅が広がった一勝となった。

 同時に、その前走は吉村が「もうひと絞りできれば」と話した10キロ増。使っての中2週は明け4歳への上積みを見込んでいい。淀の重賞は朝日杯FS、きさらぎ賞、スワンSですべて③着だっただけに今度こそだ。鬱憤を晴らす走りに期待。

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1月4日(日)京都競馬場

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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