やはり香港勢は強かった。先週末の香港国際競走。マイル連覇のヴォイッジバブルにカップ4連覇のロマンチックウォリアーもそうだが、スプリントのカーインライジングは衝撃的だった。流しての約4馬身差。子供の徒競走に大人が走っている感覚にもなる圧勝は、5歳にして昨年より時計を0秒45縮めた。
どんどん強さを増す前記3頭からは早期の去勢効果を強く感じるし、JC勝ちの同類カランダガンの来季は無敗街道が待っていそうな気がする。
日本を含めた馬産地では活躍するセン馬は気性難のイレギュラーでしか生まれないから、やはり難しい。
【阪神11R・タンザナイトS】 ここ◎はヤブサメだ。
デビュー時を振り返れば、表現は悪いがキリンのように頭を高くして歩いていた。背腰の甘さゆえ、後肢が深く踏み込めないことで起こる現象だが、これでは前へのいい推進力は生まれない。
だが、今秋はいい成長を遂げている。歩く雰囲気から変わってきた。明らかに頭の位置が下がり、今季は②①⑨①着と成績が伴ってきた。2、3勝クラスを2戦目でクリアしたから、ここにきての後躯の筋力アップは顕著なのだ。
この4戦は、発馬の遅さをカバーするための千四、マイルの選択だったと思うが、個人的に同馬は背中の短さからスプリントタイプとみている。前走勝ちに本質が出ている。舞台は京都千四外回りだが、4角10番手から一瞬で差し抜いた。上がりは今年の京都千四で最速の32秒9。春秋スプリントGⅠ勝ちのファインニードル産駒で、この爆発的な脚からスプリンター色は濃くなっているはず。久々の千二はベストフィットしていい。2戦続けて、①着ゴールを射抜く。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。























