【菊花賞】調教マル得チェック②

公開日:2025年10月22日 14:00 更新日:2025年10月22日 14:01

栗東入厩のエネルジコは楽々と2馬身の先着

エネルジコ     A
 新潟記念②着後は放牧を挟んで、2日には早々と栗東へ移動。Cウッドを多用して乗り込んできた。今週は6F83秒5―37秒3、1F11秒3。最後は馬なりでもギアが自然と切り替わって併走相手を楽々2馬身置き去りにした。馬体の張りもひと際目立っており、体調の良さが分かる。高柳瑞師は「追い切りに関しては大丈夫です。レース、調教とダメージを引きずるので、そこを見ながら。バランスが良くない馬なので左右の差は出てくるのかも。(雨は)あまり降らない方がいいですね」と。

マイユニバースは坂路で時計以上の動きの良さ

マイユニバース B
 中山の九十九里特別を勝ってからの参戦で、中間も順調だ。2週前にはCウッドで6F78秒9を出して、先週は武豊が騎乗して6F80秒6をマークしていた。今週は坂路で4F53秒2、1F12秒8。持ったままでも時計以上に素軽さがあったのがいい。力感ある馬体も素晴らしく、状態面には太鼓判を押せる。武幸師は「先週はジョッキーに乗ってもらって感触を掴んでもらい、今週は坂路で。坂に行くまでは力んでいましたが、追い切り自体は力が抜けてスムーズでした。フィジカルは前走以上なので、リラックスして走れるかどうかですね」と。

ミラージュナイトは辻野師が「思った以上に芯が入ってきた」でバランスのいい走り

ミラージュナイト C
 夏の札幌で2連勝後は放牧でケア。帰厩後は坂路、コース併用で乗り込まれて、今週は坂路4F55秒3―12秒9と平凡な時計でも予定通り。これで十分だろう。バランスの良さ、ツヤも十分の馬体からはデキの良さが分かる。辻野師は「最終追い切りは坂路で。先週にシャドーロールを着けましたが、あまり効果を感じなかったのでけさは外して。完成は先の馬ですが、思った以上に芯が入ってきた。広いコースも合うはずですよ」。

先週Cウッドで自己ベストをマークしたショウヘイがポリトラックで軽快な動き

ショウヘイ   B
 神戸新聞杯ではエリキングの②着だったが、一度使って状態がアップしてきたか。先週はCウッドの3頭併せで6F79秒5、1F11秒4の自己ベスト。併せた相手2頭にもきっちり先着した。今週はポリトラックで単走。先週ハードにやっているため息を整える程度も、ラスト1Fは11秒4と軽快な動き。ダービー③着でメンバー最先着の実績馬が順調に仕上がった。

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