【菊花賞】春2冠の勝ち馬不在で大混戦
公開日:2025年10月20日 14:00 更新日:2025年10月20日 14:00
牝馬が終われば牡馬の戦い。日曜は京都でGⅠ菊花賞が行われる。
3冠レースの最終戦だが、ダービー馬クロワデュノールは凱旋門賞へ出走。皐月賞馬ミュージアムマイルも天皇賞・秋への参戦を表明と、春の2冠馬が不在。それだけにどの馬にもチャンスがあるか。
実績上位はショウヘイ。春は京都新聞杯を勝ちダービーではクロワデュノールと0秒3差の③着。秋初戦の神戸新聞杯も勝ち馬と首差②着なら上々の内容だ。もともと使って良くなるイメージだけに、前走からの上積みを見込めば悲願のGⅠ制覇があっていい。
神戸新聞杯でショウヘイを負かしたのがエリキング。上がり3Fは32秒3と抜群の瞬発力を見せた。ダービー(⑤着)でも上がり3F33秒4はメンバー最速と決め手なら世代トップクラスだ。自慢の末脚で戴冠を目指す。
神戸新聞杯組では③着のジョバンニは春2冠で④⑧着だが、ホープフルSでは②着の実績もあり力は見劣らない。
春2冠不出走組ではエネルジコに注目。デビューから3連勝で青葉賞を制した素質馬だ。前走の新潟記念で連勝は止まったが、古馬相手に0秒1差②着なら悲観する内容ではない。同世代相手なら期待が高まる。
他にもセントライト記念②③着のヤマニンブークリエ、レッドバンデ、母アパパネのアマキヒなども。ラスト1冠は大混戦になりそうだ。