【紫苑S】秋華賞トライアルで実績馬と上がり馬が激突
公開日:2025年9月1日 14:00 更新日:2025年9月1日 14:00
中山の日曜メインは秋華賞TRの紫苑S。16年からGⅢになって、23年にはGⅡに。そして今年から日曜に移動した。
重賞昇格後は16年②着ヴィブロス、17年①着ディアドラ、22年①着スタニングローズが本番を制している重要ステップである。
今年のメンバーでまず注目はリンクスティップだ。春は牡馬相手にきさらぎ賞で②着した後、桜花賞では0秒4差③着に善戦した。
2冠目のオークスでは⑤着に敗れたが、同世代の牝馬では上位の力があることは間違いない。ラスト1冠に向けて、好スタートを切りたい。
上がり馬で注目はエストゥペンダ。クイーンC③着、フローラS④着と重賞戦線で善戦止まり。それが、前走の中郷特別では上がり32秒4で差し切りと、ひと皮むけた勝ちっぷりだった。勝ちタイム千八1分44秒8も優秀で、ここでも侮れない。
そのエストゥペンダをカーネーションCで破ったのがジョスラン。GⅠ3勝のエフフォーリアの全妹という良血で、3戦2勝と底を見せていない点も魅力だ。
粒揃いのメンバーで、本番に向けて目を離せない一戦になりそう。