【CBC賞】千二では準パーフェクト ジューンブレア初重賞取り

公開日:2025年8月7日 14:00 更新日:2025年8月7日 14:00

 

 ジューンブレアが好ムード。

 これまで芝千二は5回走って〈4100〉の準パーフェクト。2歳秋に新馬、3歳夏に下北半島特別を勝ち上がり。昨年の暮れから今春にかけてはクリスマスC、アクアマリンSと連勝してオープン馬となった。

 前走は函館スプリントSへ。最内枠スタートから道中は手応え良く好位を追走。そのまま4角を回り、追い出されるとしっかりと伸びた。ゴール前はいったん先頭でも、内をすくうように勝ち馬カピリナに鼻差で差されて実に惜しい②着だ。

 走破タイムは使うたびに縮めて、前走の1分6秒6はレコード決着だった。デビューしてから9戦とキャリアが浅く、まだまだ伸びる可能性は大きい。

 レース後は放牧を挟んで調整。1週前の土曜が本追い切りの武英厩舎流で先々週は坂路4F50秒7、先週は50秒2の自己ベストをマーク。そして、今週水曜は55秒8―12秒2で駆け上がった。

「猛暑の中の調整ですがケアをしながら追うごとに気配も上がってます。少し緩さも感じたので、先週末の本追いはしっかりと。今週は高倉騎手に乗ってもらい、時計が速すぎないように。〝いつでも動ける手応え〟と言ってもらえました。走りに左右差もないし、左回りも問題ないと思います。今後のために賞金加算をしておきたいです」(日比野助手)

 鞍上は前走に続いて武豊。レジェンドは夏の北海道シリーズを主戦場にしており、他のローカルへのスポット参戦は先々週日曜の中京だけ。メインの東海Sではヤマニンウルスを復活Vへと導いた。ここの手綱さばきにも注目が集まる。

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