【七夕賞】枠連7ー7ではなく、星に願いを──。今年は天体ロマンチック馬券!?

公開日:2025年7月9日 14:00 更新日:2025年7月9日 14:43

日曜福島は織姫賞、天の川S、七夕賞、彦星賞の天体デー

 日曜の福島は、夏の天体デーだ。

 後半の特別戦を見るとよく分かるか。特別一番手の9Rが牝馬限定戦の織姫賞で10Rは天の川S。メインはGⅢ七夕賞。そして、最終レースが彦星賞と組まれている。天の川を挟む形で織姫、彦星が位置するレース並びはファンにもロマンチックさがあると好評な番組ともなっている。

 そのメインレースの七夕賞は、ご存知、夏福島の名物GⅢだ。七夕が7月7日であることから毎年、枠連7-7が売れることでも知られる。7枠同士の「七夕馬券」は過去1度のみであることは、火曜発行でお伝えした。が、今度はロマンチックな馬券を考えてみたい──。

 もちろん、星に因んだもの。振り返れば、4年前の勝ち馬トーラスジェミニは、「おうし座とふたご座」の馬名で、かつ、白星散の勝負服でもあった。

もちろん、星に因んだ馬券だろう。

4年前はおうし座&ふたご座が勝ち、今年はシリウス、オリオン、ドラゴンに銀河まで

 登録15頭をズラリと見渡すと、ひと際輝くのが〝シリウス〟コルトか。

 シリウスとは、おおいぬ座で最も明るい1等星の恒星だ。大人気アニメ「風の谷のナウシカ」作中でもクライマックスへと向かう中、「シリウスに向かって飛べ」というセリフがあるように、太陽を除けば地球上から見える最も明るく、目印となる星だ。

 そして、マテンロウ〝オリオン〟にも気が付く。

 馬名も星座のオリオン座に由来する。2等星が3つ並び、それを4つの星が四角く囲む夜空で探しやすい星座のひとつだろう。メンバーで唯一の星散の勝負服でもある。勝てば、同馬は3歳シンザン記念以来となる3年185日ぶり(1281日)ぶりのロングシュートにも。

 また、〝ドラゴン〟ヘッド。は花の名前だが、星座にはりゅう座がある。

 そして、〝ギャラクシー〟ナイトも読んで字のごとし。銀河の騎士。地球から見える帯状の銀河系が天の川である。これらの〝天体馬券〟も一興だろう。

 ちなみに、前出のシリウスは冬の代名詞。夏は昼間の空に浮かぶため見えない星のひとつで、オリオン座も同じ。見えるのは立秋(8月7日)以降あたりとなるが、トーラスジェミニのおうし座、ふたご座も冬の星座であった。

 レースの時刻に浮かぶ見えない星に思いを馳せて馬券を買えばロマンチックさは増す!? いや、それともアナタは現実派!?

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