【ラジオNIKKEI賞】フクノブルーレイク反撃態勢
公開日:2025年6月24日 14:00 更新日:2025年6月24日 14:00
合った舞台で重賞取り
今週開幕の福島ではフクノブルーレイクが初タイトル獲得を狙う。
昨秋は千六のデビュー戦で⑦着後、千八~二千を使い、③②①着と上昇カーブを描いて勝ち上がり。それからはリフレッシュ放牧に出され、春を目指すことになった。
初戦のフリージア賞③着から向かったスプリングSは頑張った。初めて経験する道悪の中、前半はじっくりと後方待機。向正面から徐々に位置取りを上げて、勝負どころでは外を回って追い上げた。直線ではしぶとく脚を伸ばして、馬場の内めを早め先頭で押し切ったピコチャンブラックに首差まで迫ったところでゴールイン。大舞台の権利を獲得だ。
皐月賞は⑯着に敗れてしまった。とはいえ、1角で狭くなり、鞍上が立ち上がる不利があった。これでは仕方がない。
ダービーは見送り、中間は放牧でリセットさせて、ここへ。戻ってからはきっちりと追い切りを消化し、ウッドで1F11秒台を連発。先週水曜には6F81秒4―36秒5、1F11秒4の好タイムをマークしている。
竹内師は「ここを目標に進めてきました。予定通り、1週前はビシッとやれたし、順調ですよ」と話す。
舞台は福島千八に替わる。これがプラス材料になるのは間違いなし。
「機動力があり小回りでコーナー4つのコースは合っています。ええ、スムーズに運べれば十分チャンスがあると思います」
鞍上はデビューからずっと手綱を取っている松岡。先々週、先週は函館で騎乗し、今週日曜は福島へ。力を出し切れなかった前走の鬱憤を晴らしたい。