【函館記念】サマー2000シリーズ初戦で実績馬と上がり馬が激突
公開日:2025年6月23日 14:00 更新日:2025年6月23日 14:00
今週は日曜函館でGⅢ函館記念が行われる。これまでは函館最終週に行われていたが、今年は6月に移行。これにともないサマー2000シリーズの初戦(これまでは七夕賞)となった。
実績上位は重賞2勝のアルナシーム。今年も年明け初戦の中山金杯を制している。その後の2戦は2ケタ着順と成績にムラのあるタイプだが、函館では新馬勝ちに2年前の函館記念が0秒5差⑥着。コース相性はいいイメージだから巻き返しがあっていい。
マコトヴェリーキーは今年に入って重賞で③②着と連続好走。オルフェーヴル産駒らしく、年齢を重ねて強さを増してきた。前走から3カ月ぶりも、休み明けは〈1100〉と苦にしないタイプ。重賞初制覇なるか。
ハヤテノフクノスケは2、3勝クラスを連勝して挑んだ天皇賞・春が⑪着。GⅠでは壁にはね返されたが、古馬になり確実に力をつけてきた。ミライヘノツバサ(20年ダイヤモンドS)以来となる青森県産馬のJRA重賞Vを狙う。
他にも昨年②着のグランディア、中山金杯で②③着だったマイネルモーント、ボーンディスウェイなど。シリーズ初戦を制するのは果たしてどの馬か。