【函館11R・函館スプリントS】 ウイングレイテストで勝負。
昨年のこのレースに出走。サウジの1351ターフスプリント④着からの遠征明け、前年のGⅡスワンS勝ちにより2キロ増の59キロ、7歳にして初めての千二と厳しい条件が揃っていた。
そんな中、好走してみせた。スタートを決めて積極的に前、前の競馬。勝負どころでは外、外を回って追い上げ、直線も踏ん張った。内からサトノレーヴに抜け出されたものの、後続の追い上げを封じ込めて②着はきっちりと確保だ。勝ち馬はキーンランドCも連勝し、今春には高松宮記念でGⅠウイナーの仲間入り。強敵相手でもあり、高く評価したい。
8歳の今年もオーシャンSで③着と、まだまだやれるところを見せている。高松宮記念でGⅠの厚い壁にはね返された後は放牧を挟んで、ここに照準を合わせてきた。
先週までは美浦のコース、坂路で順調に乗り込まれ、今週は函館のウッドで5F71秒8―39秒8、1F12秒5と、いっぱいに追われる相手に馬なりで半馬身先着と仕上げに抜かりなし。
スワンS勝ちから1年以上経ったことにより、昨年から1キロ軽い58キロで走れるのも魅力。押し切りを期待だ。
【東京11R・ジューンS】 本命はギャラクシーナイト。
昨秋にはオクトーバーSで10番人気ながら②着と頑張った。その時以来の東京で、1年半ぶりにブリンカーも装着する。激走があっても。
予想のスタンスはビッグ配当狙い。取材、データなどをいろいろと取り入れて、波乱ありと踏めば、超大穴にも◎を打っています。
今でも時折、ファンに話しかけられるのが、92年エリザベス女王杯でアッと言わせたタケノベルベットです。ぶっつけのGⅠ挑戦で、91・3倍のブービー17番人気と全くの人気薄でした。
それでも、前半戦で3勝を挙げ、チューリップ賞で③着と素質の高さは間違いなし。名伯楽・小林稔師の仕上げも万全ムードです。
レースはまくりが決まり、②着が○の2番人気メジロカンムリ、③着が▲のニシノフラワー。導入2年目の馬連が7万470円もつけて喜びました。
ただ、こんなことも。1週前の菊花賞では馬券を大きく踏み込んで惨敗。それで女王杯は控えめに……。
これからも僕だけでなく、ファンの記憶に残る鬼穴を探していきます。