注目重賞 追い切りで買う

【注目重賞/追い切りで買う・京都記念】

公開日:2025年2月15日 17:00 更新日:2025年2月16日 15:37

ヨーホーレイク

 昨秋の毎日王冠⑦着後に骨瘤。ここまで一息入ったが、さすがは友道厩舎だ。うまくケアしてきっちり仕上げてきた。栗東に戻ったのは1月10日。坂路、プール、Cウッドと施設をフル活用して下地をつくった。1週前は攻め駆けする馬に遅れたものの、ゴール過ぎまでびっしり追われて6F82秒7―36秒7、1F11秒2の好時計をマーク。このひと追いでグンと仕上げが進んだ。今週は岩田望が騎乗して単走で6F84秒9―38秒0、1F11秒5。しまいは気合付け程度で俊敏なフットワーク。先週より素軽さはグンとアップした。7歳でも馬体に衰えは全くない。非常に高いレベルのデキである。

エヒト

 アメリカJCCから中2週。間隔は詰まる分、今週は木曜坂路でしまい重点だったが、4F50秒5の好時計だ。ラスト2Fも24秒1―12秒1と切れのある動きだから文句なし。長期休養明けをたたいて今回が3戦目でグンと調子を上げてきた。重賞2勝の実績馬がいよいよ本調子になってきたとみていい。

プラダリア

 香港からの帰国初戦。前走後は放牧を挟み、1月15日に帰厩した。中間は順調に乗り込まれて先週は水曜ウッド、日曜にも坂路で時計を出している。今週は坂路で最後に仕掛けた程度。それでも上がり2Fは24秒6―12秒3と切れた。今回は俊敏さが出て近走でも一番と思える動きの良さだ。

チェルヴィニア

 先月15日に帰厩時点で大きく成長。背が伸びて馬体重も20キロ近く増え、古馬らしい風格に。中間も初時計から3週連続で木村厩舎流の7F追いをこなした。最終追い切りも3頭併せのタイトな真ん中から6F85秒2―39秒1。直線で馬体を併せるとグッと反応し、1F12秒0だ。始動戦としては十分な動き。態勢は整ったといえる。

ソールオリエンス

 1月23日に帰厩後はこの馬のいつものパターンで週2本のウッド追いを消化。1週前は共同通信杯出走のマスカレードボールを誘導して6F86秒2―37秒9、1F11秒5を余力十分でマークしている。直前は単走で6F85秒7―38秒9。残り1Fからピッチを上げて1F11秒8でまとめた。伸びのあるフットワークで好仕上がりとみていい。

結論

 ◎ヨーホーレイクは中間、Cウッドで1F11秒台前半を連発。ここ2週は岩田望が感触を確かめている。先週は3頭併せでビッシリ追われ、今週は単走で軽快な動き。4カ月半ぶりでも万全の仕上がりといっていい。

◎① ヨーホーレイク
 ② バビット
 ③ リビアングラス
△④ ソールオリエンス
 ⑤ フォワードアゲン
注⑥ チェルヴィニア
 ⑦ メイショウユズルハ
○⑧ エヒト
▲⑨ プラダリア
△⑩ マコトヴェリーキー
△⑪ セイウンハーデス
 ⑫ ブレイヴロッカー

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