【七夕賞】重賞連勝を狙う4歳シリウスコルトに、6歳ドゥラドーレスなど他世代も虎視眈々
公開日:2025年7月7日 14:00 更新日:2025年7月7日 14:00
今週は福島でGⅢ七夕賞が行われる。
全5戦で争われる「サマー2000シリーズ」の第2戦で、昨年こそ平穏だったが、過去には3連単256万馬券もあった荒れやすいハンデ重賞でもある。
今年の登録馬は別掲の15頭だ。
4歳からエントリーはシリウスコルト。今シーズン初戦の六甲S②着からリステッドの福島民報杯を勝利。そして5月の新潟大賞典では2馬身差で悠々と逃げ切って自身初のタイトル奪取に加えて、今年開業の管理する田中勝師は重賞初挑戦で初制覇の快挙となった。舞台も福島民報杯と同じであり、重賞連勝へ期待が高まる。
ドゥラドーレスは屈腱炎などもあり、順調に使えなかった時期があったが、今年は2月の小倉日経賞で勝利し、そして5月のエプソムCではレコード決着の中、②着へ差し込んだ。菊花賞④着もあった素質馬が6歳にして悲願の重賞制覇なるか。
前走勝ちは5歳世代のシルトホルンとコスモフリーゲン。シルトホルンは6月のジューンSで自身初のオープン勝ち。勢いそのままに重賞取りを狙う。
一方、コスモは3勝クラス勝ち上がり直後だが〈4211〉の堅実派で崩れ知らず。福島向きの先行力があってハンデも恵まれそうで侮れない。他にも重賞実績のあるリフレーミングなど多士済々。斤量差もあって、馬券は難解になりそうだ。