市川が人気馬を斬る

【市川の土曜競馬コラム・初富士S】

公開日:2025年1月24日 17:00 更新日:2025年1月24日 17:03

【中山11R・初富士S】 ラスカンブレスは依然としてゲート内での駐立が悪く、出遅れがち。しかも、エンジンがかかるまでにも時間を要するタイプ。やはり、東京のような大箱向きだろう。二千メートルへの距離短縮もプラスとは思えず、ここは△評価にとどめたい。

 コスモブッドレアは全3勝が中3週以内によるもの。対して、新馬戦を含めて2カ月以上あいた時が②④④③着だからレース間隔を詰めて使った方がいい。どうしても頭まで突き抜けるイメージが湧かず、こちらも押さえ△まで。

 フレーヴァードを狙い撃つ。中山二千メートルは2戦2勝と好相性。特に2勝クラス戦ではラスト3F11秒9―11秒7―11秒3の加速ラップを4角10番手から差し切った。

 5カ月半ぶりだった前走⑬着をたたいて上積み必至。一発に期待する。

【中山10R・初霞賞】 アピーリングルックはこれまでワンターンの競馬しか走っておらず、コース1周競馬は初めて。距離も千八の経験はなく未知数な部分が多い。人気とてんびんにかけると、4番手評価「注」に落ち着く。

 ◎ホウキボシは昨秋からダートに切り替えると①③②着。前走も後続には5馬身差つけており、負けて強しの内容といっていい。当該舞台3戦目で今度こそ。

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市川正人

 入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
 競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
 記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
 競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。

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