武田記者 データがベース

【武田の土曜競馬コラム・カーバンクルS】

公開日:2025年1月17日 17:00 更新日:2025年1月18日 09:08

【中山11R・カーバンクルS】 本命はカンティーユ。

 門別でデビューしたのは3歳6月と遅く、その後は大井、船橋を経て、22年10月の勝浦特別(2勝クラス)がJRAの初戦。ここでいきなり③着すると、2、3勝クラスを連勝した。この間、わずか2カ月ほどだった。

 その後は長い休養が3回あり、23年以降は5戦だけ。オープン特別で②②②③⑬着である。

 安定感抜群だったこの馬が、前走で大きく崩れたのは直線競馬という特殊な条件だったからか。

 2、3、4F目がすべて10秒台という激流ラップ。しかも、残り400メートルを過ぎたあたりで前にいた馬がヨレて、前をカットされる不利も。超短距離戦でこれは非常に痛いし、鞍上も最後は無理をしていない。

 また、17頭中、牝馬が12頭という一戦で、57キロのトップハンデ。①②着馬は53キロの牝馬だったから、この結果は参考外とできる。

 これまで芝千二のオープンでは最も着差の大きかった2走前のUHB賞でも0秒2で、常に接戦を演じている。

 この中山でも23年のラピスラズリSで②着が。今回は適鞍に戻って巻き返すとみた。

【中山12R・4歳上1勝クラス】 ◎はトライデントスピア。

 今週から復帰するルメールと田中博厩舎はとにかく好相性。これが京成杯で◎キングノジョーの理由のひとつでもある。

 詳しい数字については土曜発行のコラムで。

武田昌已の予想買い目を見る

武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間