【中山11R・ステイヤーズS】 マイネルケレリウスで勝負。
新馬勝ちを収めた後、7戦を要して1勝クラスを勝ち上がった。それが2勝クラスは一転して、2戦目ですぐ卒業。3勝クラスは⑨⑧着と秒差負けが続き、厳しいかと思われたのに、今春の府中市市制施行70周記念では大外から差し切り。昇級3戦目は94・2倍の10番人気での大激走だった。
オープン初戦のエプソムCは⑬着とはいえ、最後方から直線で内を突いてジリジリと脚を伸ばしていた。続くケフェウスSでも脚を使って④着と掲示板入り。前走のオクトーバーS⑫着はゴール前で少し狭くなるシーンがあり、力を出し切ったわけではない。
中間は元気いっぱい。先週水曜はウッドで6F83秒8―37秒8、1F11秒6とハードな併せ馬を消化。日曜にも時計を出すと、今週水曜も5F68秒9―37秒6、1F11秒7と熱心な乗り込みだ。
近親に春の天皇賞とこのレース勝ちのマイネルキッツがおり、切れるよりもバテずに伸びるタイプ。初めてのマラソンレースがプラスに働く可能性は十分にある。
昇級4戦目で人気薄Vを期待したい。
【京都11R・チャレンジC】 ラーグルフが面白い。
昨年は中山金杯を制して、重賞ウイナーに輝いた。他にも芙蓉S勝ちなど、二千でこれまで4勝。ホープフルSで③着も。得意距離のGⅢなら狙ってみたくなる。
予想のスタンスはビッグ配当狙い。取材、データなどをいろいろと取り入れて、波乱ありと踏めば、超大穴にも◎を打っています。
今でも時折、ファンに話しかけられるのが、92年エリザベス女王杯でアッと言わせたタケノベルベットです。ぶっつけのGⅠ挑戦で、91・3倍のブービー17番人気と全くの人気薄でした。
それでも、前半戦で3勝を挙げ、チューリップ賞で③着と素質の高さは間違いなし。名伯楽・小林稔師の仕上げも万全ムードです。
レースはまくりが決まり、②着が○の2番人気メジロカンムリ、③着が▲のニシノフラワー。導入2年目の馬連が7万470円もつけて喜びました。
ただ、こんなことも。1週前の菊花賞では馬券を大きく踏み込んで惨敗。それで女王杯は控えめに……。
これからも僕だけでなく、ファンの記憶に残る鬼穴を探していきます。