【京都大賞典】中長距離の実績馬がGⅠに向けて始動

公開日:2024年9月30日 14:00 更新日:2024年9月30日 14:00

 西では秋の京都開催がスタート。開幕週のメインはGⅡ京都大賞典。秋の中長距離GⅠ戦線を占う意味でも大事な一戦となる。春の天皇賞馬テーオーロイヤルが左前脚の橈骨に痛みが出たため回避してジャパンC直行になったことは残念だが、それでも豪華なメンバーが顔をそろえた。

 春のGⅠ馬では宝塚記念馬のブローザホーンが参戦。天皇賞・春でも②着と好走しており、名実ともに現役トップクラスとなってきた。このレースは昨年、心房細動で中止。今年は好発進を決めたいところ。

 最大のライバルとなるのは昨年の勝ち馬プラダリアか。京都では今年も京都記念を制して、宝塚記念でも0秒4差の④着とコース相性抜群。勝てば00、01年のテイエムオペラオー以来の連覇となる。

 今春の天皇賞で③着と4年連続で馬券圏を確保したディープボンド。7歳でもまだまだ衰えは感じられない。悲願のGⅠ初制覇のためにもここでぶざまな競馬はできない。

 他にも重賞2勝のサトノグランツや、目黒記念②着のシュヴァリエローズ。春天④着のスマートファントムに前走の関ケ原Sが3馬身差圧勝だったドクタードリトルなどもここで結果を出したい。

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