海外本紙・武田の見解

【英GⅠ・インターナショナルS】馬券の妙味は仏からの刺客カランダガン

公開日:2024年8月21日 14:00 更新日:2024年8月22日 10:15

 昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが出走するため馬券発売される今年のインターナショナルS。例年、少頭数になりがちだが、今年は13頭立てになった。

 人気は英ダービー馬シティオブトロイだが、それだけ色気がある陣営が多いということだろう。

 舞台であるヨーク競馬場は英国にしては珍しいフラットに近いコース。また、直線は900メートルくらいある。日本馬に適した舞台だが、馬券的な妙味を考慮して、◎はフランスのカランダガン。

 ここにきて3連勝と勢いがあり、いかにも長く脚を使えるタイプ。前走のキングエドワード7世Sは後方から一気に脚を伸ばし、残り1F半くらいでもう先頭に立っていたほど。

 セン馬のため、クラシックや凱旋門賞の出走権がなく、ここが勝負の場だ。

武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。

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