【新潟2歳S】出世レースに好素材が揃う

公開日:2024年8月19日 14:00 更新日:2024年8月19日 14:00

 新潟ではGⅢ新潟2歳Sが行われる。

 昨年はアスコリピチェーノがV。続く阪神ジュベナイルFも制して2歳女王となった。過去にも13年に優勝したハープスターは翌年の桜花賞馬。他にも22年マイルチャンピオンシップを3歳で制したセリフォスなどがここを勝っており、先々を占う意味でも重要なレースとなっている。

 今年は11頭が登録。まず注目はキタノクニカラだ。全姉キタウイングは一昨年の当レースの勝ち馬。その姉は未勝利勝ちからここへ臨んだが、妹は福島千二の新馬戦でデビュー勝ちだった。素質は高く、血統的にも距離はこなせていい。

 コートアリシアンは6月の東京でデビュー。道中は中団から、直線は上がり3F最速の33秒3で5馬身差の圧勝劇と能力の高さを見せている。

 新潟でデビュー組ではシンフォーエバー。直線は二枚腰を使って、後続に影も踏ませず2馬身半差で逃げ切り。一度、同舞台を経験しているのは強みになる。

 他にも前半5F65秒4と超スローペースの新馬を差し切ったジョリーレーヌや、新馬→ひまわり賞を連勝中の九州産馬ケイテンアイジンなどがスタンバイしている。

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