暑熱対策で競走時間帯の拡大を実施　メインは７Ｒ＝15時45分

　今週から２週間は暑熱対策のため関西圏での開催がなく、新潟と札幌の２場に。また、新潟では気温が特に高い時間帯を避ける「競走時間帯の拡大」を実施。ただし、サブメイン、メインの時間帯は変わらず、日曜のアイビスサマーダッシュは７Ｒ（１５時４５分発走）となる。

「サマースプリントシリーズ」第３戦、日本で唯一の直線千メートルで行われる名物重賞に２１頭がエントリーしてきた。

　まず注目はウイングレイテスト。前走の函館スプリントＳでは５９キロを背負いながら②着に入り、初の千二にも難なく対応してみせた。斤量は据え置きだが、結果次第でシリーズチャンピオンの座がグッと近づく。

　チェイスザドリームは韋駄天Ｓ勝ち。初めての芝挑戦で一発回答と、千直の適性は相当に高い。連勝の可能性も十分にあるだろう。同レースの②③着マウンテンムスメ、ファイアダンサーあたりも侮れない。

　モズメイメイは３歳春に葵Ｓを制した快速馬。その後は２ケタ着順が続き、前走の北九州記念で③着と復調ムード。ここから巻き返すか。

　他にもスピード自慢が集結し、開幕週にふさわしく熱戦になりそうだ。