【2024年にデビューする新種牡馬紹介】⑧タワーオブロンドン レコード勝ち2度に千二のGⅠ勝ちのスプリンター
公開日:2024年6月20日 14:00 更新日:2024年6月20日 14:00
21年種付け頭数134頭
【現役時代成績】
18戦7勝②着3回③着3回(日本、香港)
●主な勝ち鞍 スプリンターズS(19年GⅠ千二百㍍芝)、京王杯2歳S(17年GⅡ千四百㍍芝)、京王杯スプリングC(19年GⅡ千四百㍍芝)、セントウルS(19年GⅡ千二百㍍芝)、アーリントンC(18年GⅢ千六百㍍芝)
母系は重厚な欧州系で配合次第でタフなスタミナ型も!?
GⅠスプリンターズS勝ちに京王杯スプリングS、セントウルSと重賞で2度のレコード勝ちー。祖母の父がサドラーズウェルズで祖母シンコウエルメスは英愛ダービーなどを制したジェネラスの半妹。母の父も凱旋門賞馬のダラカニと母系はなかなか重厚な欧州系の配合だが、米快速タイプのゴーンウエスト系で欧州マイルGⅠを制した父レイヴンズパスの影響か、自身はスピード豊富なスプリンタータイプに出た。
繋養先のダーレージャパンでは同じミスプロ系のスプリンター、ファインニードルが種牡馬として結果を出しており、こちらはサンデーの血を全く持っておらず、配合のしやすさもセールスポイントとなっている。2~4歳時すべて重賞勝ちと成長力がありそうなのも魅力だろう。
なにより、母系の構成から配合次第で(サドラーズのクロス持ちなどは)タフなスタミナタイプが出る可能性も十分ありそうだ。種牡馬として未知の面が多く、アッと驚くような産駒を出すかもしれない。