一方、東京の日曜メインは３歳牝馬のＧⅡフローラＳ。オークスへの優先出走権をかけて、１５頭がエントリーしてきた。

　中心となるのはデビューから２戦２勝のクリスマスパレード。前走の水仙賞はフワフワとしていた新馬戦よりも競馬を覚えてきた様子。スムーズにゲートを出て、好位から強気な競馬で、牡馬相手に１馬身差で快勝してみせた。東京替わりでも力を出せれば、牝馬同士なら重賞でも主役を張れる存在だ。

　コガネノソラは２走前に東京で未勝利勝ち。すんなりとスタートを決めると危なげなく逃げ切った。②着馬は先週のアーリントンＣで０秒３差⑤着善戦している。休み明け初戦の前走もクリアして２連勝中。ここに入っても通用していい。

　昨夏のクローバー賞でオープン勝ちのコスモディナー。近３走は振るわないものの、馬体重が安定しなかったからか。体調が整えば巻き返しも。

　本賞金４００万円組ならトロピカルティー。新馬戦はスローペースを豪快に差し切った。若竹賞は馬場に泣かされただけに、リベンジに燃える。

　他にも、フラワーＣを０秒２差⑤着のエルフストラック、フリージア賞で首差②着のアドマイヤベルなどが出走してくる。